アメリカ シカゴ

岡山建設株式会社の工藤です。

今回は、2013年にアメリカシカゴを訪ねた時の建物をご紹介します。シカゴはミシガン湖畔にある全米第三の都市で周りに山が無く数百kmも平地が続き地震が皆無に等しい土地柄だそうです。

ミシガン湖畔より観たシカゴ市街地

 

 

ジョンハンコックセンタービルからの夜景です。キレイです。ザ・アメリカと言う感じで、巨大な国力を感じます。 右はマリーナシティビル「とうもろこしビル」と呼ばれています。低層部は駐車場でその上はオフィスやアパートメントになっています。

シカゴや近郊には、近代建築の三大巨匠のうち二人の巨匠の作品が現存しています。フランク・ロイド・ライトとミース・ファン・デ・ローエの代表作をご紹介します。

 

最初はフランク・ロイド・ライトのロビー邸です。ライトの特徴である軒の出が深く水平線を強調したプレリースタイル(有機的建築)が見られます。日本家屋の下野を参考にしているといわれていますが?(本人は否定してます。)

 

 開口部の幾何学模や軒先のひな壇上のディテールは魅了するものがあります。

シカゴ郊外のオーク・パークにあるライトの自邸・スタジオです。ライトの初期の作品で、ロビー邸のような特徴はありませんが、特徴的な幾何学模様等のデザインが随所にあります。リビングダイニングLDを取り入れています。

ライトの作品は日本にもいくつかあり、東京池袋にある「自由学園」を尋ねると身近に感じられると思います。是非、見てみて下さい。

 

もう一人はミース・ファン・デ・ローエです。

20世紀の最強の建築材料の鉄とガラスで構成されているレイクショアドライブのコンドミニアム(分譲式マンション)です。今では一般的なピロティもあり外部からのアプローチもスムーズになっています。無機質に見える近代的建物の代表だと思います。

 

最後に、イリノイ工科大学のクラウンホールです。これも鉄とガラスで構成されていますが、ジョイント部分がボルトではなく全て溶接で接続されています。今では施工的に高難易度の建物です。外郭のみで内部は自由に間仕切り出来る様フレキシブルになって、当社で施工した神奈川大学国際センターの空間構成に似ていると感じます。また、シンメトリーな建物のエントランスへの階段が地面から浮いて見えるのがいいね!横浜市役所(村野藤吾設計)のホールの階段も同じにみえます。