S幼稚園工事完了

 

工事部の山口です。

2016年の7月に始まったS幼稚園の工事が無事に2017年の2月半ばに竣工し、お客様へ引き渡しが完了しました。

既存の幼稚園を使用しながら、敷地内の奥側に新しく園舎を増築するという工事でした。

今回の園舎の増築工事がどの様に進んでいったか、簡略に説明していきます。

 

工事着手

仮囲い材が搬入されているところです。

園児が工事エリアに入らないように、仕切りを作ります。

いよいよ工事が始まります。

 

 

 

杭工事

基礎の下に杭を打ちます。

今回の杭工事には、長さ約10mの杭を3本繋げた30mの鋼製杭を使用しました。

写真は試験杭の鋼管杭の長さなどを、工事監理者が確認しています。

 

 

 

 基礎工事

地面を掘削し、配筋を施工した後に、型枠を組み立てます。

去年の8月は、なぜか雨の日が多く、基礎工事の施工にも影響を受けました。

 

 

 

 

1階土間コンクリ-ト打設

基礎を埋め戻し後に、1階の床の配筋を行い、コンクリ-トを打設します。

生コン車で運搬してきたコンクリ-トを、ポンプ車で圧送し、平らに均していきます。

 

 

 

 

1階柱、壁配筋

躯体工事の柱、壁の配筋を行います。

その後、柱、壁、梁の型枠を組み立てて行きます。

 

 

 

 

R階梁、スラブ配筋

R階の梁と床になる部分の鉄筋配筋、型枠の組立が完了しました。

監理者の配筋検査を受けて、コンクリ-ト打設に進みます。

 

 

 

 

1階立上り、R階スラブコンクリ-ト打設

1階の柱/壁、R階の梁/スラブにコンクリ-トを打設します。

打設順序を考慮しながら、一日でコンクリ-トを打設しきります。

 

 

 

 

コンクリ-ト養生

コンクリ-ト打設後は、計画したコンク-ト強度が出るまで、型枠を取り付けたまま養生します。

画像に見えているパイプの様な物は、梁と、スラブを保持しているサポ-トと呼ばれるものです。

コンクリ-トは、標準的に強度が出るとされる28日間養生します。

その後、コンクリ-ト強度圧縮試験を行い、コンクリ-ト強度が計画通りに出ているかを確認してから、型枠を解体します。

 

 

鉄骨製品検査

鉄骨製作工場で製作図通りに鉄骨が加工されているか、

又、寸法や、接合部の加工状況が適正か確認します。

 

 

 

 

鉄骨建方

製品検査で合格した鉄骨を、クレ-ンで揚重し、

現場の所定の場所に建てて行きます。

 

 

 

 

防水工事

鉄骨建方後、R階スラブに防水工事を施工しました。

今回はシ-ト防水を採用しています。

 

 

 

 

屋上に、遊具と砂場を設置。

床面には、クッション付きの人工芝を敷き込みました。

鉄骨の屋根面には、落下物対策で、防護ネットを2重に張り込んでいます。

 

 

 

庇部分と、その他の壁面には緑化工事がされています。

人口軽量土に、主に蔦の伸びる植木が植えられています。

成長すると、壁面と庇の網に絡まっていくはずです。

 

 

 

園庭部のゴムチップも敷き替えました。

既存の物を撤去した後、熱したゴムチップを平らに均していきます。

色も緑からベ-ジュに変更されて、明るいイメ-ジとなりました。

 

 

 

 

今回の工事では、既存の桜の木を残して施工して欲しいとの幼稚園からの要望がありました。

 

 

 

 

 

桜がかなり建物に近いため、工事は色々と難儀しましたが、無事に残すことが出来ました。

きちんと桜の花が開花が心配です。

 

 

 

 

この右側の階段を上がると・・・

 

 

 

 

 

遊具と砂場が園児達を待っています。

 

 

 

 

 

 

内装工事

養生期間が終了し、型枠を外すと、内装工事が開始されます。

写真は、アルミサッシと額縁を取り付けた後、断熱材となる発泡ウレタンを壁面と屋根面に吹き付けた所です。

 

 

 

 

内装の間仕切壁を組み立てていきます。

LGSという軽量鉄骨で壁の下地を組み立てます。

 

 

 

 

 

床の下地を組み立てています。

この上に、更にベニヤ板を貼り、その上に仕上げとなるフロ-リング材を貼ります。

 

 

 

 

 

壁面に仕上げの下地となる、プラスタ-ボ-ドを貼って行きます。

天井部にエアコンを設置後、

天井の下地も、LGS材で組み立てます。

 

 

 

天井仕上げ材の岩綿吸音板を貼り、壁面には吊戸棚を取り付けます。

 

 

 

 

 

床面と腰壁部の仕上げ材は、無垢のなら材を使用しています。

 

 

 

 

 

保育室の中央部には図書コ-ナ-が有ります。

木の温もりを感じる素敵な空間です。

中央の凹み部は、園児達が腰掛けて本を読むために設けられました。

 

 

 

トイレの各器具も小さくてかわいいですね。

 

 

 

 

 

かなり、駆け足で状況を説明しましたが、いかがでしょうか?

園児が安全に大切にこの新園舎を使ってくれると嬉しいですね。

 

幼稚園関係者、設計監理者、各施工業者。皆さんの力の結集で、今回の工事も、無事に完成させることが出来ました。

工事に関わった、全ての方々に感謝します。